シェンゲン協定とは?加盟国とEUとの違い

シェンゲン協定は、加盟国の間の国境での出入国審査をなくす取り決めです。2026年10月現在の加盟国は29か国で、EU加盟国(27か国)とは一致しません。

最終確認日:2026年10月18日(公式情報をもとに確認)

このページの内容
  1. シェンゲン協定の加盟国一覧
  2. EUとシェンゲン協定の違い
  3. よくある勘違い
  4. シェンゲンビザは必要?
  5. シェンゲン協定についてよくある質問
  6. 関連ページ

シェンゲン協定の加盟国一覧

区分国
EU加盟国で、シェンゲン協定にも参加(25か国)オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン
EU非加盟で、シェンゲン協定に参加(4か国)アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイス
EU加盟国だが、シェンゲン協定に参加していない(2か国)アイルランド、キプロス
どちらにも加盟していない主な国イギリス、トルコ、セルビアなど

ETIASの対象は、シェンゲン協定の29か国にキプロスを加えた30か国です。

EUとシェンゲン協定の違い

EU(欧州連合)は、政治や経済の統合を進める国の集まりです。一方、シェンゲン協定は国境管理についての取り決めで、加盟国の間では原則として国境での審査がありません。

そのため、EUに加盟していなくてもシェンゲン協定に参加している国(ノルウェー、スイスなど)や、EUに加盟していてもシェンゲン協定に参加していない国(アイルランド、キプロス)があります。

よくある勘違い

  • ノルウェーとスイスはEU加盟国ではありませんが、シェンゲン協定には参加しています
  • イギリスは2020年にEUを離脱しました。シェンゲン協定には、もともと参加していません
  • キプロスはEU加盟国ですが、シェンゲン協定にはまだ参加していません
  • ブルガリアとルーマニアは、2025年1月1日にシェンゲン協定に完全加盟しました
  • シェンゲン協定の名前は、協定が署名されたルクセンブルクのシェンゲン村に由来します

シェンゲンビザは必要?

日本国籍の人は、観光や出張などで180日間のうち90日以内の滞在であれば、シェンゲンビザ(短期滞在ビザ)は必要ありません。90日を超える滞在や、就労・留学の場合は、滞在する国の長期ビザなどが必要です。

ETIASが始まると、ビザが免除されている人も、出発前にETIASの許可を受ける必要があります。ETIASはビザではなく、シェンゲンビザを持っている人には必要ありません。

シェンゲン協定についてよくある質問

シェンゲン協定の加盟国はいくつですか?
2026年10月現在、29か国です。EU加盟国のうち25か国と、EU非加盟のアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイスの4か国です。
ノルウェーはEU加盟国ですか?
いいえ。ノルウェーはEUに加盟していませんが、シェンゲン協定には参加しています。そのため、ETIASの対象国です。
イギリスはシェンゲン協定に入っていますか?
入っていません。イギリスへの渡航には、ETIASではなくイギリス独自の電子渡航認証(ETA)が必要です。
日本人にシェンゲンビザは必要ですか?
180日間のうち90日以内の短期滞在であれば必要ありません。ETIASが始まった後も、ビザではなくETIASの許可を受けて渡航します。

関連ページ