EES(出入国システム)とETIASの違い

EES(Entry/Exit System)は、2025年10月12日に始まったヨーロッパの出入国管理システムです。ETIASと違って事前の申請は不要で、初めて入国するときに国境で指紋と顔写真を登録します。

最終確認日:2026年10月18日(公式情報をもとに確認)

このページの内容
  1. EESとETIASの比較
  2. 初めて入国するときの流れ
  3. 知っておきたいポイント
  4. キプロス、イギリス、アイルランドは対象外
  5. 関連ページ

EESとETIASの比較

EESETIAS
内容国境での出入国の記録(指紋・顔写真)出発前のオンライン申請
開始2025年10月12日(2026年4月から全面運用)未定
費用無料20ユーロ
事前の手続き不要必要
対象国シェンゲン協定加盟29か国29か国とキプロス

初めて入国するときの流れ

  1. 旅券を読み取る

    審査ブースまたはセルフサービス端末で旅券を読み取ります。

  2. 顔写真を撮影する

    カメラで顔写真を撮影します。

  3. 指紋を登録する

    4本の指の指紋を登録します。12歳未満の子どもは指紋の登録が免除されます。

  4. 審査官の確認を受ける

    滞在の目的や期間などを聞かれることがあります。2回目以降の入国では、顔や指紋の照合で済みます。

知っておきたいポイント

  • 旅券への入国・出国スタンプは押されなくなります
  • 滞在日数がシステムで記録されるため、90/180日ルールを超えるとすぐにわかります
  • 記録は原則3年間保存され、滞在期限を超えた場合は5年間保存されます
  • 空港によっては、セルフサービス端末や事前登録のアプリが使えます
  • 登録に時間がかかることがあるため、乗り継ぎの時間には余裕をもたせると安心です

キプロス、イギリス、アイルランドは対象外

キプロスはシェンゲン協定に参加していないため、EESは実施されていません(ETIASは必要です)。イギリスとアイルランドは、EESとETIASのどちらの対象でもありません。

関連ページ